機体概要
Matrice 300 RTK は、「RTK」システムが利用できる環境下において、誤差1~10cmの位置特定が可能です。
基本的には測量や点検、救助活動等の産業分野で活躍する事を前提に開発されたドローンですが、保護等級IP45で、1mm以上の固形物、あらゆる方向からの糞流水に耐える構造であるとともに、最大飛行時間45分程度、電波到達距離8km、風圧抵抗15m/sと、現状のドローンとしては最強クラスと言える機体です。
操縦感覚は中型の Inspire2 よりも、むしろ小型の Mavic 2 に近く、きびきびと的確に操作に反応するドローンで、さらにライティングが可能な事から、緊急時や夜間の飛行にも適した、空撮案件にも利用できる機体です。
※航空法上、機体が確認できない距離までの飛行は、個別の申請が必要になりますのでご注意ください。
Matrice 300 RTK に搭載するカメラは、ワイド、ズーム、サーモの3つのカメラが一台に集約されたH20Tというカメラです。
H20Tカメラはカメラ設定の範囲が限られているため、決して「素晴らしい」映像や画像が撮影できるわけではありませんがご覧のような撮影は可能です。
また、緊急的な撮影や夜間の撮影、自動追尾機能を利用したズーム撮影、悪天候下での撮影、離れた場所からのズーム撮影など、他のドローンでは不可能な状況での撮影に利用できる機体と言えます。
こんな撮影にオススメです
- ニュース番組映像撮影
- 悪天候下での撮影
- 被写体から離れた場所での撮影
- 赤外線撮影
- 調査・研究等の産業利用
- 自動追尾でのズーム撮影
バッテリーに関して
- 飛行可能時間はバッテリー1セット当たり40分程度です。
- 充電時間はバッテリー1セット当たり約30分です。
- 自動車電源での充電は行えません。
- コードデザインで所有するバッテリーは4フライト分です。
- 充電電源としてガソリン発電機をご用意しております。
- 発電機と急速充電器の併用で、途切れない飛行が可能です。
機体スペック
重量 | 約36kg(バッテリー非搭載時) 約63kg(TB60バッテリー2個搭載時) |
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対角寸法 | 895 mm(プロペラ除く) |
最大上昇速度 | Sモード:6m/s Pモード:5m/s |
最大下降速度 | Sモード:5m/s Pモード:4m/s |
最大速度 | Sモード:23m/s Pモード:17m/s |
限界高度(海抜) | 7000m |
最大フライト時間 | 55分 |
動作環境温度 | -20°C~50°C |
ホバリング精度 | 垂直: ±0.1 m(ビジョンシステム有効時) ±0.5 m(GPS有効時) ±0.1 m(RTK有効時)
水平: |
カメラスペック (H20T)
センサー | ズーム: 1/1.7インチCMOS 有効画素数:20MP
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レンズ | ズーム: DFOV(対角視野):66.6°?4° 焦点距離:6.83?119.94 mm(判換算:31.7?556.2 mm) 絞り:F2.8?F11(通常)、F1.6?F11(夜間撮影) フォーカス:1 m~∞(ワイド)、8 m~∞(望遠)
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ISO感度 | ズーム: 動画:100 – 25600 静止画:100 – 25600
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露出モード | ズーム: オート、マニュアル
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露出補正 | ズーム: ± 3.0 (1/3ステップ)
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動画解像度 | ズーム: 3840×2160@30fps、1920×1080@30fps
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写真サイズ | ズーム: 5184 × 3888
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使用機材
Shooting with abundant equipment